62.3kg 辛かったの、そこか。

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去年の6月13日は「まんぷく炭火焼肉喰らうど」(北海道北見市東三輪2丁目37)でランチのあと「羽前屋」(北海道北見市中央三輪9丁目1−6)のプリンソフトを食べていたようです。
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父はあずきソフトがお気に入り
父のにかにか笑顔写真が撮れなかったのは「こ、こんなの食べていいのかな…」ととまどいがあったからだと思われる。

去年1月に入院して3月に退院してきた父。
塩分と水分の制限かけられ食事量も減らされ、父の体重は10㎏ほど落ちていた。

「退院後もこの食生活でお願いします」と30分ほどみっちり指導を受け私は必死になった。
でも父は「また喰らうどの焼き肉が食べたい!病院食じゃない食生活がしたい!やさしい風のコーヒー飲みたい!マックのチュウチュウ(シェイクのこと)飲みたい!あれもこれも…食べたいもの食べて過ごしたい!」食欲という強い本能を満たしたい一心でリハビリをがんばりカムバックしてきたものだから塩分・水分制限のこと何度言っても頭から抜けてしまう。

こっそり妹に〇〇買ってきてくれなど頼んだりしていた父。
塩分・水分制限頑張る私と食べたいものを食べたいという父で険悪になった。

父が私にばれないように花に水をやる水差しで水やお茶など飲んだりしているのを知ったとき、
「ほんと最悪!
どうして本人がケロッとして
私がやきもきしているのよ!」と私は憤慨した。

でもさ。

薬飲む水分も含めて1日700mlの水分で過ごすってけっこう過酷だよね。
夏もそれだと熱中症になるんじゃない?と思った。
私より背が高いのに43㎏キープしろって痩せすぎだよね…そりゃ歩くとき生まれたての小鹿みたいになるだろうし、座っていても寝ていてもお尻が痛くなるわけだわ…とも思った。

ふと考えた。

父の命は父の命だ。
父の望むとおりにさせたらいいのではないか。

退院してきて3か月ほど「どうしてわかってくれないのよ!」と悲しいやら腹立つやらという日々を過ごしていたが「父の好きにさせるのが私の役割じゃないか?」と思った。

でも違う自分が
「それ、手抜きじゃないの?
あんたが気楽になりたいだけじゃないの?」と言う。

なかなか悩んだけど「退院してきたのにこの食生活か…といじけた犬のようになっている父を毎日見ていたら
「父の好きにさせたい。父の命なのだから。」に軍配があがった。

ちなみに塩分・水分制限と体重43㎏キープは心臓への負担を減らすために医師が計算したもの。
父の好きなように飲食させた結果父の体重は先月54㎏になった。
父の死因は「急性心臓死」
私が父の寿命を縮めたのであろう。

医師は「少しでも心臓をもたせて長く生かすため」にポイントをおいた。
私は「少しでも満足する毎日を送らせるため」にポイントおいた。
間違いなく私が父の心臓寿命を縮めたのだ。

父を慕ってくださっていた70代の方が、葬儀の前に大きなアレンジ花を持ってきてくださっていた。
全然会いに来れなかったけど、難病のほか病気になったのか、どういう感じだったのか聞きたい様子だったので去年の入院からの流れを簡単にサクッと説明した。
お気をおとさずに…とその方帰ってドアを閉めた。
1分くらいしてからまたいらして忘れ物か?と思ったら

「お父さんの望むよう、いろいろ食べさせてくださってありがとう!
辛かったと思う、本当にそっちを選んでくれてありがとう!」

と言ってくれた。

玄関で二人泣いた。
この方も似たような選択場面があったのかな、と思った。

父の葬儀が終わってから、何か話していて涙がうるっときたのが2回くらいあったかないかって感じだったけど、今この話書いていて私大泣き。
私が一番悲しかったのってそこだったのかと今さら気付いた。

元気に嬉しそうにモリモリ食べる父が見たくて、いろいろ連れて行った。
4月に元気なくなったな、体調悪いのかな…と感じたとき「大江本家泊まりに行くか♪」と誘ってみたら「いいのか?」とぱーーーーッと顔が明るくなったのを思い出す。
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食事中の笑顔写真は撮れなかったけど、それまで食欲なかったのが嘘のようにモリモリ食べていた。
こんな食事しているなんて言ったら医師に怒られる、だから言わなかった。


私が寿命を縮めている。


そういう思いが心のどこかにずーっとあった。
それが今涙を流している。
後悔の涙じゃなく「辛かったよ~!」って涙だ。

父が退院してきた時に貼った貼り紙。
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昨日妹に「これいつまで貼ってるの?」って言われた。

これを貼った時は父もやる気満々で、二人でえいえいおー!ってやった思い出があるし、私の食卓席から見える景色が変わっちゃうのが嫌ではずさないでいたけど。

今日は燃えるゴミの日。捨ててこよう。
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8時半までに出さなくっちゃ!

今日もつぶやき日記っ
「気持ち落ち着いてはいたけど、まだ整理できていないところがあったんだね」ぽちっとしてくださると嬉しいです

この記事へのコメント

ピカちゅう
2023年06月13日 10:22
しばらくのお休みと書いてあったので気になって覗いたら、
たくさんの更新あってじ~んとしながら読んでしまいました。

ですが・・・ 飼い猫と比べ物にはならないんですが、
れいれいさんの今の落ち着きやブログの中の言葉がすんなり入ってきます!
自分なりにお父さんとの向き合い方や接し方が色々当た分、今の気持ちなんだと思います。
一緒に出掛けたたくさんの思い出や、おいしそうに食べる姿、楽しそうな笑顔、どれも本物なんですよね!
だから、お父さんの寿命を縮めたじゃなくて、れいれいさんが一緒に住んで楽しさや美味しさが何倍にもなった時間だったと思います♪

コロナワクチン、私も考えます!
今回、私の親にも接種中止を言ってみましたが本人が受けるというので何も言えませんでしたが、発熱で大変そうでした。
ワクチンの副反応からの・・というのも頭をよぎるのもわかります。
身体を守りためのワクチンが影響しちゃうのはちょっと怖いですよね。

ご近所さんすごい!!御りくぜんは毎日は大変ですよね。
だけど、毎日お供えしたお父さん、同じことをするれいれいさん、すごいです! 周りの方が協力してくれるのは、お父さんもれいれいさんの人間性なんですよ~(^▽^)/ 写真にうつる2人の笑顔はやっぱり元気もらえて私まで笑顔になります♪

ながながと書いてしまいました。。
まだまだ尽きませんが、会った時のためにとっておきます( *´艸`)
れいれい
2023年06月14日 13:34
★ ピカちゅうさんへ ★
ご心配おかけしました( ̄人 ̄)
「すっとざわざわしていたんだから~( ;∀;)」という自分の中の自分が大泣きしてすっきりした昨日でした。
友達数人からメッセージもらって、それぞれに気付きがあった。
「父がその生き方を選んで私が寄り添ったんだ」「昨日は小さな自分が出てきて大泣きしたけどそれまで葬儀後泣くことなかった…父の望むよう病院ではなく自宅で穏やかな顔だったから。その事実が父からのメッセージ。」ということで落ち着きました。
お騒がせしましたm(__)m

コロナワクチンが引き金になったとは思っている。
接種して5日後だし、ぐったりしていたし、亡くなる前の人に起こることがあるという「中治り現象」と思われるハイテンションも3日間にわたって見たし。
でもコロナワクチン打たなくてもかなり弱っていたの。
コロナワクチンの影響でどこか悪くなってまた入院ってなるよりは良かったんだ、そう思うことにしたのでした。

おりくぜん毎日って、私の昼ご飯かねているのでそんな大変ではないです( ̄∇ ̄)
父、ここ2年くらい米を食べなくなっていたから、ご飯と味噌汁とおかずと…という食事が今のところ新鮮で美味しい💛

23日、紋別の「漁師食堂」で妹とランチして、そのあと妹が興部のどこか寄りたいところあるみたいです。
そのあと日の出岬かな。ケーキも買おうかな。
ピカちゅうさんの都合良いところで会えたら嬉しいです(^-^*)/
24日、妹午後から仕事入っているそうで早々に帰ることになるので23日がいいんだけど…どうですかね??
近くなったらラインでやりとりしましょ(^-^*)/
ピカちゅう
2023年06月16日 13:33
ピカちゅう
2023年06月16日 13:34
元気になってよかったです。

お父さんの生き方に寄り添った。
その通りだな~って思います。

23日とは・・ 7月ですよね??
れいれい
2023年06月16日 15:21
★ ピカちゅうさんへ ★
そうです、7月です(^-^*)/
もしご都合あえば♪
毎年行っちゃいそうだ、日の出岬★